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競技長雑感 



新城ラリーが終了し1週間が過ぎましたが、主催者としてはまだ様々な雑務が残っております。
ただ、地区戦時代の3年と全日本になってからの3年では中身がかなり変わってきています。

地区戦時代は、コースアウトなどでのガードレール等の補償問題が最も時間も労力も掛かりましたが、全日本になって選手のレベルが上がったことに加えて、事前 のコース整備も多くの費用と人手を掛けていただけるようになり、ドライビングミスのリスクがある程度低減したのではないかと思います。それに加えて、今年 は天候にも恵まれコースコンディションが比較的良かったことがリタイヤが減った大きな要因と思いますが、主催者としては、とても助かりました。

今年は、地方選手権併催ということもあり、地方選手権の選手は果たして無事に走ってくれるだろうかと大変心配していました。そのため、コース選定もリエゾン の距離は伸びるものの地方選の方でも安心して走ってもらえるコースを選びました。また、1番リスクが高いと思っていたセレモニアルスタート直後のSS1 も、敢えて走行距離は伸びるものの市内を迂回し精神的にリラックスしてSS1に望んでもらおうと考えましたが、残念なことにそれでも全日本を含めて数台が リタイヤしてしまいましたが、これで済んだのも市内のリエゾンがあったからとも思います。
そして、地方選手権のリタイヤは結局このSS1での1台のみという大変優秀な結果になりました。
今年の、中部・近畿ラリー選手権は、第1戦こそ5台のリタイヤがあったものの、第2戦0台、第3戦1台、第4戦1台と大変リタイヤが少なくなっています。口 の悪い人に言わせると、元気が無くなったという人もいますが、私は多くの選手がレッキやペースノート走行にも慣れて来たのではないかと思います。
今は、決して盛んとは言えない地方選手権(新城ラリーの場合21台の参加)ですが、ラリーは細く長く続けることが重要で、リタイヤしないで安全に走るということは良い傾向ではないかと思います。

このように、競技の運営が大変スムーズに進んだ背景にもうひとつ重要なアイテムがあります。それが、奴田原選手のコドラをされている佐藤忠宜さんが開発されたTRICSシステムです。
そうです、多くの皆様が、SS速報をご覧になったと思いますが、TRICSの優れた点はこのシステムをSSのトラッキングにも使っている点です。
MASCでは、2006年から佐藤さんと共にTRICSの改良に取り組んで来ました。これには、当クラブの計時委員長と副計時委員長が密接に係わっています。
2006 年は、計時システムでしたが、2007年には携帯メールによるトラッキングシステムを一部のSSで試験導入し、2008年には、PC画面でのトラッキング モニターの自動化を実用化しました。これは、私自身ラリージャパン2007で管制員として使用していたステムとほぼ同じ画面で、SSでトラブルが発生した 場合直ちにPC画面に警報が出るものです。しかし、コストの関係でこの画面を使えるのは、各山1人とHQのみでした。
そして、今年はさらに佐藤さんにお願いして、このトラッキング画面を携帯サイトで確認できるように改良していただきました。
それが、下記画面です。
http://homepage3.nifty.com/masc/SHINSHIRO/tracking
そして、今回6台のリタイヤが出たSS3の画面は以下のとおりです。
http://homepage3.nifty.com/masc/SHINSHIRO/tracking/trackingSS3.htm

画面の見方は、説明が無くても理解できると思いますが、
ゼッケン(スタート時刻)ラジオポイント通過分、フィニッシュ時刻
の順に表示され xx で示されているのが、ラジオポイント不通過のマークです。
SS中は、通過予定時刻を1分過ぎた場合、x が1つ表示され 2分通過しなかった場合 xx の表示に変わります。
ですから、ステージコマンダーは、不通過車が表示されると直ちに、そのラジオポイントの前のコース役員に無線で確認したり、STOP役員に後続車に確認するよう指示ができます。
この携帯画面は、ステージコマンダーのみならず、全てのコース役員やSS内で撮影しているメディアの皆様も確認できたことです。
また、次のSSの役員も確認できるため、リタイヤ状況やアイテナリーの遅れ状況なども確認できます。これは、安全対策の向上に貢献したことは明白です。

そ して、このシステムのすごいところは、SS同時に3ヶ所進行していながら、トラッキング&計時&インターネットへの情報公開が、たった3名のスタッフでで きたことです。もちろん、各SSのスタート、ラジオポイント、STOPでそれぞれ1名の携帯メール送信スタッフが必要ですが、これらスタッフに聞いても、 従来のオウム返し方法のに比べると遥かに楽だということです。
但し、新城ラリーのコースの70%は携帯電話が圏外となるためこのポイントを探すのに苦労しましたが、何とか全SSで携帯トラッキングできるポイントを見つけました。

私は、ラリー北海道やラリージャパンで、リザルト配信とトラッキングの現場を見てきましたが、比べ物にならないくらい多くのスタッフが働いています。もちろん、愛知と北海道という場所の違いもありますが、TRICSシステムが優れている点でもあると感じています。

今後は、さらにこのシステムがSSラリーの標準アイテムとして定着していくとさらに改良が進むと思いますので、興味のある主催者の方は、是非TRICS委員会にお問い合わせください。

何だか、TRICSの宣伝のようになってしまいましたが、ラリーに携わる者として、システムの標準化による安全性の向上と人員削減の両立は、ラリーを存続させるためには絶対に必要だと考えていますので、多くの協力者が必要と考え敢えて提言させていただいた次第です。

そ して、今改めてリザルトを見ると、JN-1.5の進化は目覚しいものがあると思います。このクラス発足に係わったものとして、現在の盛り上がりぶりは嬉し い限りですが、来年のJN-1クラスとの棲み分けや、改造範囲の問題等心配な点もありますが、2年を経過してまずは成功でなかったかと思います。
そ して、今や、JN-1.5のトップクラスは、中部・近畿選手権のDE-Cクラス並のタイムになっています。さすが、パワー勝負ののんほいは、大きく水を開 けられていますが、アベレージ70km/h前後のコースでは、上り下りに係わらずタイムで勝っていることは正直驚きです。
是非とも、今後は地区戦の選手もこのクラスに注目してもらいたいものです。

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[2009/10/05 08:56] 新城ラリー | TB(0) | CM(0)

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